私は新卒の頃、不当解雇のようなものに遭いました。
会社側が悪いと思いつつ、自分にも非があるのかも・・・と思い、
裁判をするかしないかは置いといて、とりあえず弁護士に相談してみることにしました。
2人の弁護士に電話と対面で相談しましたが、対面で相談した方がよかったです。
労働問題で弁護士に相談した経験のある私が、
直接会って相談することをおすすめする理由について、体験談を交えて説明します。
弁護士に相談したいけど、電話と対面どっちがいいの?
と悩まれている方は是非参考にしていただきたいです。
弁護士への相談は対面ですることをおすすめする理由
直接会って相談することをおすすめする理由は2つあります。
- 個人的に問題があると思う点しか話さない(話せない)から
- 資料や証拠があれば問題点をより見つけてもらいやすくなる
一つずつ解説していきます!
個人的に問題があると思う点しか話さない(話せない)から
電話相談だと、自分が問題だと思う点ばかり話しがちになります。
自分自身で問題だと思っている点以外に、相手の落ち度があると思える部分があったとしても
電話相談だと気づいてもらいにくいです。
ある弁護士さんのところへ相談に行く前に日にちが空いていたので、
その間に別の弁護士さんに電話で相談してみることにしました。
労働問題に詳しい弁護士事務所に電話をかけたら、そのまま相談に乗ってくださいました。
こちらが一通り流れを話した後、
「不利ですね~僕だったら(労働審判)やりますけどね」
と言われました。
弁護士さんが言うならそうなんだと落ち込みました。
判例もあるような明らかに相手側に落ち度があると素人でもわかる場合は電話相談でも大丈夫かもしれませんが、
微妙な場合は電話相談のみで判断してしまうのは良くないかもしれません。
資料や証拠があれば問題点をより見つけてもらいやすくなる
対面だと色々資料を持って相談に行けるため、意外な問題点や有利になる点を見つけてもらえることがあります。
先述した通り、電話相談では不利と言われてしまいました。
しかし別の弁護士さんに対面で相談した際、会社から受け取った通知書等の資料や証拠になりそうなものから色々相手の落ち度になりそうな部分を見つけてもらうことができ、
こちらに分があると言っていただくことができました。
この後、この弁護士さんに会社との交渉と裁判手続きを依頼し、最終的には勝訴的和解を勝ち取ることができました。
最後に
以上が弁護士への相談は電話ではなく対面ですることをおすすめする理由でした。
事務所へ赴くのが手間かもしれませんが、電話で相談するより適切なアドバイスをもらえたり問題点を見つけてもらうことができます。
問題が起こった時は是非資料や証拠を持って相談に行ってみてください。
この記事が参考になれば幸いです。
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