私は新卒で入社した会社を数か月で解雇されました。
解雇に納得いかなかったのはもちろんですが、
解雇までに何も説明がなくどのような成り行きで解雇に至ったのか知りたかったのもあり、
裁判を起こしました。
民事訴訟よりも短期間で解決できるなどのメリットが多いですが、新卒で就職した会社を解雇になった私は、弁護士の勧めにより労働審判ではなく民事訴訟を選びました。
これから労働問題を会社と争いたいけど労働審判か民事訴訟か悩んでいる、
という方に読んでいただきたいです。
私が弁護士から言われたこと、最終的に民事訴訟を選んだ理由についてお話していきます。
初めて入る会社を短期間で辞めたくなかった(職歴に傷をつけたくなかった)
まず一つ目に、短期離職をしたくなかったからです。
冒頭でもお伝えしましたが私は新卒で入社して数か月で解雇されました。
仕事もやる気に満ちていましたし、こんな短期間で退職してしまったら次の就職が不安というのもあり、辞めたくありませんでした。
今考えると、解雇された会社に戻ったところで…と思いますが笑
私が相談した弁護士からも、労働審判では基本的に金銭解決で終わるため、復職を希望するなら民事訴訟が良いとアドバイスをいただき、訴訟を選びました。
解決金が相場より安くなる可能性があった
早く解決をすることができるのが特徴の労働審判ですが、弁護士曰く新卒だった私にとっては
あまり良い結果で終わらないかもしれないとのことでした。
新卒のため貢献度も低く勤務期間も短いことを理由に、会社から支払われる解決金が相場よりもかなり安くなる可能性がありました。
会社からされたことのわりに低い金額で解決されるのは私も納得いきませんでした。
3回の期日で終わらない可能性があった
労働審判は3回以内の期日で審理を終結しなければならないのが決まりです。
しかし私の場合は3回で終わらず、労働審判で安い金額の解決金で終わらせるか、
訴訟に移行するかのどちらかになる可能性があると弁護士に言われました。
3回の期日で終わらせられず訴訟に移行するのであれば、
初めから民事訴訟で争った方が解決までの期間を短くできるのではないかとのことでした。
まずは弁護士に相談が一番
以上が、私が弁護士からアドバイスを受け、民事訴訟を選んだ理由です。
民事訴訟を起こした結果、労働審判で解決した場合では得られなかった額の解決金をもらうことができました。
労働審判と民事訴訟、それぞれにメリットとデメリットがありますが、
自分にとって何が一番良いのかを考えて選ぶことが大切です。
解雇などの労働問題に直面した際には、早めに弁護士に相談することをおすすめします。
きっと良い解決方法を示してくれると思います。
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